CASE 14 · 71歳男性 · Q1/5

病棟からの相談

本症例は専門医による最終監修前のドラフト版です。内容は監修後に更新されることがあります。

71歳男性。S状結腸癌の手術後に縫合不全を合併し、絶食・中心静脈栄養(TPN)で管理されている。2型糖尿病の既往があるが、術前は食事療法のみでHbA1c 6.5%だった。 高カロリー輸液(ブドウ糖250 g/日)へ移行してから、血糖280〜340 mg/dLが持続している。現在は1日4回の血糖測定値に応じて超速効型インスリンを皮下注する「スライディングスケール」のみで対応され、その状態が数日続いている。病棟看護師から「毎回打っているのに、ずっと高いままです。夜はときどき下がりすぎるのも心配で」と相談を受けた。